独学で2カ月半で宅建に合格する方法

宅建

アパレル畑に生きていて、1ミリの宅建知識も持っていなかった私がゼロ知識の独学で宅建に合格した方法をお伝えします。
勉強時間は2か月半です。
(本当は3カ月前からスタートする予定でしたが、重い腰が上がらず・・・)
それでも合格できました。

2か月半のスケジュールをたてよう

まずは月のスケジュールをたてましょう。
2カ月半=ざっくり10週間=約70日

step1  1日~14日(約2週間)参考書を1周読む
step2 15日~35日(約3週間)精読しながらノートにまとめていく
step3 36日~49日(約2週間)過去問を解く
step4 50日~63日(約2週間)過去問の間違えたところをもう1周解く
step5 64日~70日(約1週間)テスト形式の問題を解き時間配分を身に着ける

これだけで大丈夫です。
万が一2カ月半の時間がない人は、step2の時間はわからなかった項目に絞るなど多少削っても大丈夫だと思います。
step3の過去問の時間は絶対に削らないで欲しいですね。

1日のスケジュールをたてよう

特に働きながら宅建を取ろうと考えている方は、日々のスケジュール管理が大切です。
学生でない限り、普段勉強するということ自体に慣れていないので、勉強する時間を作り出すことにはじめは苦戦してしまうと思います。

1日のスケジュールを時間単位で設定して、それをルティーン化する事!
それが大切です。

目安としては1週間で30時間も勉強できれば余裕かと思います。

私の場合は平日3時間30分、休日は5~8時間を目安に勉強していました。


例えば
8:00 出社
12:00 休憩 30分勉強
19:00 帰宅
19:30 食事
20:00 勉強 3時間
24:00 お風呂
25:00 就寝


これで平日は1日3時間30分の勉強ができますね!
土日は5~8時間は勉強してください。

勉強を毎日継続する方法(勉強を習慣化することが得意な方は読まなくて大丈夫です。)

ただ、習慣的に勉強をする方でない限りおそらく初めはこのスケジュールで勉強をこなせないと思います。

私は学生ぶりに勉強をしたので、日常で勉強の時間を作り出すことが感覚的に出来なかったのです。
食事のあとはいつもテレビドラマを見ることがルーティーンでしたし、それを辞めなければならなかったので・・・

じゃあどうしたら、勉強することが習慣化できるのか?
私が取り組んだのは2つです。


①スケジュールを視覚化する
②勉強に取り組めた自分に達成感を感じれるようにする

①スケジュールを視覚化する

上記にも書いた1日のスケジュールを時間ごとに、平日ver・休日verと書き出します。あとは日常的に見えるところにドドン!と張り出す。
そして毎日それ通りに時間を追って進められるように努力するだけです。

昔ながらの方法ですが、視覚化することで脳にインプットすることが可能です。

受験生が『合格』と張り出して、やる気をあげるのと同じです。見栄えは良くないですが、騙されたと思ってやってみてください(笑)

②勉強に取り組めた自分に達成感を感じられるようにする

これは、「勉強できた!」という達成感をモチベーションに換えることで勉強に苦手感をなくす方法です。

具体的には
・今日は2時間勉強できた
・昨日よりプラス1時間も勉強できてる
・今週はTTL30時間も勉強に時間を費やせた

=わたし凄い!!!やればできるじゃん!!!

と達成感に変えていくということです。


おススメなのは、勉強時間カウントアプリです。色んなアプリがありますが、わたしはスタディアプリを使用していました。

教材ごとにストップウォッチ機能で勉強時間を図れて、日ごと・週ごと・月ごとで学習時間のレポートを出してくれるので良かったです。やはり頑張りがグラフなどで視覚化されると達成感を感じやすいと思います!

あと私はあまり使用頻度は少なかったですが
同じ宅建の勉強している人のつぶやきが表示される項目があって
・時効の項目がわからない~
・今日はあと10ページはやろう!
などつぶやかれてて、たまにライバル視したり、共感して頑張ろうって思ったり励みにする為に見てました。

他者との繋がりがモチベーションになる方にはおススメです。

上記はわたしが実践したおススメの達成感を感じる方法ですが
・ここまで出来たら遊びに行ける
・この項目が理解出来たら、美味しいものを食べよう
・宅建取れたら、収入が月2万円あがる

などなど
モチベーションは何でも良いので、見つけて楽しく2カ月半をやり切れるように頑張りましょう‼

必要な教材を揃えよう

教材で必要なのは

・参考書
・過去問集
・テスト形式の過去問集

の3種類です。
では早速それぞれみていきましょう!

おすすめの参考書

参考書でおススメなのはらくらく宅建塾です。1ミリも宅建を知らない私でも、これ1冊で合格できました。

あれこれ参考書の数を増やすのはおススメしません。自分の好きな文字のサイズや、フォントなどあると思います。実際に目でみて読みやすい1冊を選ぶことをおススメします。

※必ず最新版を購入しましょう!
法改正などで法律が変わるので、古い書籍ですとアップデートされていません。

考えれば当たり前のことですが、、、
わたしは宅建が具体的にどんな時に活用できる資格なのかをこの参考書で知ったド素人で、どういう資格なのかさえ分かっていないまま勉強をはじめてしまっていました。

費用を抑えたく、1年前の書籍を古本で購入して、法律が変わっている!!と結構後に気付き、買い直しています。情報も新しくアップデートしなければいけなく、、、結構な時間の無駄になりました。


あとは参考書の紙媒体以外で重宝していたのがアプリです。
通勤中や休憩の15分など空いた時間でよく視聴していました。

私はオンスクというお勉強アプリを使用していましたが、テーマごとに10分程度の短い動画になっているので、隙間時間での勉強にとても使いやすかったです

参考書で読んで理解しにくいところなどは、先生の話し言葉だと理解しやすい箇所も多く、難しいテーマの復習にも使っていました。

簡単な〇✕問題もあり、ゲーム感覚でできて、気分転換にもおススメです。

スマホとパソコンで資格学習

おすすめの問題集

過去問題集でおススメなのはらくらくシリーズとTAKEENです
見開きで問題と解説が載っているので、理解を深めながら、どんどん問題を解いていけます。

間違ったページは付箋を貼るなどして、振り返れるようにしておきましょう。

分野ごとにページが作られているので、1周終わってみかえすと自分の苦手分野がまるわかりです!

おすすめのテスト形式の問題集

これは実際のテストでの時間配分を身に付けるためのものなので、特にどれがいいとかはありません。

試験では書式や、サイズなどは選べませんよね?出されたものを解くのみです。
しいて言えば、2・3回分の問題と、解説が入っていることがマストポイントでしょう。

2カ月半で合格した勉強法

さて、スケジュール・心構え・必要なものがわかりましたね!
では早速スケジュールに沿ってどう勉強していけばいいか説明していきます。

2週間 参考書を1周読む
3週間 参考書を精読しながらノートにまとめていく
2週間 過去問を解く
2週間 過去問の間違えたところをもう1周解く
1週間 最終調整・テスト形式の問題を解き時間配分を身に着ける

2週間 参考書を1周読む

まずは参考書を1周読みます。100%理解しなくて大丈夫です。

分からない単語は理解できるように調べながら読みましょう。宅建とはこうゆう内容なんだなぁと掴みつつ、法律用語がすんなり受け入れるようになれればグッドです。

わたしは<制限行為能力者>や<時効>やら、まず独特な法律用語が入ってこなくて1周読む事にはじめは苦戦してしまいました・・・
とおぉっても眠くなってしまうんですよね・・・(笑)
でも読むしかないんです。


スケジュールを逆算して、2週間で読み終えるように勧めていきましょう。

わたしの参考書は大体500ページでしたので、14日間で割って、1日大体35ページを消化していきました。辛かったです。はい。

3週間 参考書を精読しながらノートにまとめる

3週目に入る段階では、宅建とはどんな内容かがざっくり頭に入っている状態だとおもいます。
ここからは、より理解を深めていく期間です。

精読とは、細かい所までよく注意して読むこと。熟読。
とのことです。その通りです。

ざっくり把握した内容の肉付けをしていく作業です。ノートにまとめることで、自分の頭の中が整理されます。理解できていなかったところまで、しっかり理解しましょう。


暗記の項目も、同時に暗記していけれると完璧です。

特に暗記が苦手な方は、このタイミングでしっかり暗記していきましょう
暗記が得意な方は、次の段階【過去問を解く】でも大丈夫ですが、暗記する項目を把握しておきましょう。

2週間 過去問を解く

この段階ではみっちり過去問を解いていきます。とにかく量を解いていきましょう。

量をこなすことで、試験問題の傾向がわかってきます。傾向がわかると

・あの暗記は無駄だな
・9割理解できているからなんとなくこの項目は大丈夫と思ったけど、もう少し理解が必要だな
・この項目は範囲が広すぎて勉強しても意味ない捨て項目だな

などがわかってきます。とにかく試験対策で必要なのは過去問を解くことです。時間が許す限り、問題を解きまくりましょう。

また間違った問題は付箋を貼るなどして、振り返れる様にしておきましょう。

2週間 過去問の間違えたところをもう1周解く

間違えて付箋が貼られたページだけを、もう1度解きます。
1度正解したところを解くのは時間の無駄です。間違えたところだけを再度解いていきます。

1周し終えたら、もう2周・3周とこの2週間の中で時間の許す限り、解き直しをしていきます。
付箋をどんどん減らしましょう。

時間が余った方は、過去問に関しては、他にもう1冊購入してチャレンジしても良いくらいです。
過去問はとにかく量を解きましょう!

1週間 最終調整・テスト形式の問題を解き時間配分を身に付ける

実際の試験は2時間です。
実際にストップウォッチを設定し、テスト形式の問題を解いてみましょう。2・3回分で十分だと思います。テスト形式は結構体力がいりますからね・・・

試験時間が足りなかった人は、このタイミングで後回しにする項目や、捨てる項目を決めて試験に臨みましょう。

時間配分が身に付き、もし時間に余裕があれば、自分の苦手項目の復習をやりきりましょう。わたしは暗記項目が苦手だったので、ひたすら用途規制の図を呪いのように書きまくりました。

あとは、本番で全力を出すだけです。頑張ってください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ゼロ知識のわたしが、宅地建物取引士試験に合格する為に行った内容をまとめたものです。
あくまで働きながら<試験に合格すること>を目的とした勉強法です。

短期間で合格を勝ち取るには、効率的に勉強を進めるスケジュールと、勉強を習慣的にこなしていく継続力が大切だと思います。

ぜひ試してみてください!

コメント